『だれでも補聴器相談会』あと1週間です。

服部です。

『だれでも補聴器相談会』を開催してから一週間が経ち、多くの方に

お越し頂きありがとうございます。

今回は難聴の現状についてご説明いたします。

2000年の世界における推定難聴者数は約5億人で世界人口に占める割合は8.2%といわれています。

日本においては、1994万人、人口の15.2%と試算されているそうです。

しかし、自分の聴力低下に気付いている方は、そのほぼ半数(53%)であるそうです。

なぜ、半数もの方が気付かないのかと考えられる理由は、

まず、老人性難聴は徐々に進行していく為、本人が自覚しにくいという点。

また、視力と違い聴力は多少低下しても日常生活に大きな支障を

きたさないと考えられていることも影響しているようです。

そして、日本補聴器工業会のアンケートによると、健康診断や人間ドックなどで

定期的に聴力チェックを受けていると回答した方は3割程度だったそうです。

つまり、自分の聴力を知る機会が少ないという事が、難聴を自覚している人の

割合の低さにつながっていると思われます。

ご本人がなかなか気付かない難聴ですので、周りの方が「あれ、少し聞こえづらくなったかな?」と

気付いたときには、お気軽にご相談くださいませ。

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