トレーニングプログラム
人は外からの情報収集は80%以上眼からの情報に頼っていると言われています。もちろんスポーツにおいても同じで、眼の能力が高ければスポーツでの判断能力に直結します。一般的な「視力」というと「止まっているモノを見る能力」ですが、スポーツでは「常に動いているモノを見る能力」が必要になります。いわゆる「動体視力」です。身体能力を鍛えるだけでなく「スポーツ視力」を鍛えることで、瞬発的な状況判断などの能力を高めることができます。スポーツは総合力。眼からプレーの精度をあげる体験をしませんか?
当店では、少年サッカー・少年野球・高校野球からプロスポーツ選手まで、幅広くスポーツビジョントレーニングのおてつだいをできる準備を整えています。当店はスポーツサングラスプロショップです。スポーツ視力とスポーツ用アイウェアの相互作用の提案もいたします。ぜひ一度体験なさってください。
スポーツと眼って関係あるの?
人間は、外界からの情報収集の80%以上を目に依存していると言われています。すなわち、良い視力が日常の生活を営む上でとても重要な機能のひとつであると言えます。スポーツは、自分を含めチームや相手選手、また、ボールや用具など、すべてが動いているという特殊な状況にあるため、通常の生活で必要とされている以上に良い視力や視機能力が求められます。
多くのスポーツ選手が更なる上達を目指す場合、さまざまなトレーニングを行い体力・筋力・技術・精神力などの向上をはかります。しかし、せっかく身につけた能力も得られる情報が誤っていたり、遅れていては質の高いパフォーマンスに繋がりません。優れた運動能力を遺憾なく発揮するためには正しい情報を素早く大量に入手出来る『優れた目』に鍛えることが必要不可欠です。そうすることで瞬間的な状況判断や的確な読みの精度が増し、質の高いパフォーマンスを発揮することで勝利に一段と近づく事が出来ます
スポーツビジョンとは
一般的に視力というと止まっている指標を自分自身も静止して測る『静止視力』を指します。しかし、スポーツは自分を含め周りの人や物が動いているという特殊な状況であるため『静止視力』だけでなく他にもいくつかの視機能力に高い能力が必要になります。スポーツに重要な視機能力として以下の6つがあります。これらは矯正やトレーニングで能力を向上することが可能です。
静止視力 | スポーツビジョンの能力を高めるためには、まず静止視力の確保が基本となります。例えば、視力0.1の近視の人が野球のボールをバットに当てようとしても、殆ど当てることが出来ません。視力を矯正することにより、初めてボールを的確に捉えることが可能になります。まず、メガネやコンタクトレンズを着用し、適切な視力を保つようにしましょう。 |
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動体視力 | 「動く物に目を追従させる能力」です。目標物を視野の中心でとらえられるよう、目標物のスピード、方向にあわせて目を追従させる時に必要となります。例えば、野球における打撃・捕球動作、テニスにおけるサーブ・レシーブ、卓球におけるラリーなどは、目の前を高速で通過するボールのコースやスピンなどを的確に把握し適切な反応動作を行うのに動体視力が重要な役割を果たしています。 |
眼球運動 | 「素早く視線を切り替える能力」です。動体視力と異なるのは視線をあちこちに断続的に切り替える跳躍運動である点です。例えば、バスケットボール・サッカーボールにおいてはディフェンス・オフェンス全般、テニスにおいては各種ストロークのレシーブ、野球においても野手や走者の動きを見ながらの打撃、野手の捕球動作などで眼球運動が使われています。眼球運動が上手く使えないと、体を回してこれを補おうとしますが、これでは余計に時間がかかり、反応の遅れや、バランスを崩すなどパフォーマンスの低下につながります。出来るだけ目を動かし、余計な動きをしないよう眼球運動を鍛える必要があります。 |
周辺視野 | 「広い視野を確保する能力」です。集中して一点を見たり、また緊張した状態の時には、周辺部への意識が低くなり、視野が狭くなる傾向があります。広い範囲を注意して見たい時には一点を凝視するのではなく、全体を眺めるように見ることが大切です。例えば、バレーボールにおいては、サーブやスパイク、テニスにおいてはボレーやスマッシュ、野球においてはヒットエンドランや牽制球、バスケットにおいてはセットシュートやノールックパス、サッカーにおいてはディフェンスをさけながらのパスなど様々なシーンで周辺視野が重要な役割を果たしています。 |
瞬間視 | 「瞬間的に状況を見極める能力」です。瞬間的に敵の動きの変化を的確に捉えて対応する、あるいは瞬時にフィールド状態を見極めて対応する、などの時に必要になります。例えば、サッカーにおいてはスルーパスやセンタリングの直前に味方と敵のポジションを見る時、テニスにおいてはサーブレシーブを行う直前やネットにダッシュする直前、野球においては打者が投球直前に投手のフォームやクセを見る時、外野手が返球をする前に走者の動きを見る時、バスケットボールにおいてはアシストパスを出す前に味方と相手のポジションを見る時など、様々なシーンで重要な役割を果たします。 |
目と体の協応性 | 「目でとらえた情報に対し素早く正確に対応する能力」です。視機能と体の各運動機能はしっかり連結されており、目からの情報を脳で処理し、ただちに脳の指示通りに体が行動します。スポーツのあらゆる場面で重要な役割を果たしており、視機能が手やその他のあらゆる体の運動機能をいつも支配しており、その逆は無いと言えます。 |