『だれでも補聴器相談会』あと1週間です。
Posted on 2013年9月12日(木) 19:47
服部です。
『だれでも補聴器相談会』を開催してから一週間が経ち、多くの方に
お越し頂きありがとうございます。
今回は難聴の現状についてご説明いたします。
2000年の世界における推定難聴者数は約5億人で世界人口に占める割合は8.2%といわれています。
日本においては、1994万人、人口の15.2%と試算されているそうです。
しかし、自分の聴力低下に気付いている方は、そのほぼ半数(53%)であるそうです。
なぜ、半数もの方が気付かないのかと考えられる理由は、
まず、老人性難聴は徐々に進行していく為、本人が自覚しにくいという点。
また、視力と違い聴力は多少低下しても日常生活に大きな支障を
きたさないと考えられていることも影響しているようです。
そして、日本補聴器工業会のアンケートによると、健康診断や人間ドックなどで
定期的に聴力チェックを受けていると回答した方は3割程度だったそうです。
つまり、自分の聴力を知る機会が少ないという事が、難聴を自覚している人の
割合の低さにつながっていると思われます。
ご本人がなかなか気付かない難聴ですので、周りの方が「あれ、少し聞こえづらくなったかな?」と
気付いたときには、お気軽にご相談くださいませ。
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