眼鏡作製技能士1級となりました

こんにちはお久しぶりです。

当店スタッフは以前より 海外の「オプトメトリスト」に相当する民間認定資格として「認定眼鏡士」資格SSS級資格を有しておりました。2022年4月1日より認定眼鏡士資格は、国家検定資格となり「眼鏡作製技能士」に代わりました。

眼鏡作製技能士資格は、下位資格の2級で「眼鏡作製に関する業務に2年以上の実務経験を有する者。」と規定されています。一定の業務経験を有する必要があり、眼鏡の作製技術のみでなく、お客様へのヒアリング技術や、お客様個々に異なる「見え方」に対する知識を必要とされています。

当店スタッフ全員、1級眼鏡作製技能士に合格しました♪♪

なぜ眼鏡作製技能士が必要なのか?

財団法人日本消費者協会が行ったアンケートによると
https://megane-joa.or.jp/dc/%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%91_138_0.pdf
眼鏡を利用している方々へのアンケート結果として82%の人が「国家資格が必要」と回答しています。

実際に眼鏡を購入した際に「こんな結果になるなんて」という経験をした方が多いようで、日本消費者協会は、

かつて眼鏡は医療器具という認識があったものの、安売店の増加などにより、
眼鏡を作製をする上で消費者側に必要な知識などが伝わっていない可能性がある

としています。

当店カワチでは、

  • 地域のお客様のみなさんの「見え方」がよりよいものになること
  • 子どもたちの未来が「目の見え方」で開かれること
  • スポーツをする人々がストレスを感じない環境で活動すること

を常に意識して眼鏡店を営んでいます。小さなお店ですが、眼鏡作製技能士の制度と私たちの取り組みが組み合わさってみなさんの生活がよりよいものになることを望んでいます。

眼鏡作製技能士の試験科目

眼鏡作製技能士の資格試験は、下記のように非常に多岐に渡る知識と技術を要しています。私たちのように普段から眼鏡に関する業務をおこなっていても、個別に勉強をしてから望まなければ難しいものもあります。

「技能士」と名称につく資格は、職業能力開発促進法第50条に規定されている国家資格です。この法令枠組み外で「技能士」と名称がつく資格を作ることは許されておらず、また、合格認定者以外の者が「技能士」を名乗ると処罰の対象となる、非常に厳格な認定資格です。

眼鏡に関する技術が、技能士として認定されるようになったことは、私たち眼鏡作製を専門とする者の立場では、非常に有用な意味を持ちます。

学科試験

視機能系
光学系
商品系
眼鏡販売系
加工作製系
フィッティング系
企業倫理・コンプライアンス

実技試験

視力の測定
フィッティング
レンズ加工

眼鏡作製技能士試験挑戦で得た技術と知識を活かして

無事わたしたちは、眼鏡作製技能士1級を認定されました。
眼鏡作製試験挑戦で得た技術と知識を活かして、今まで以上に眼鏡専門店として伝えていかなくてはならないことを発信していきたいと思います。

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